1)最大負荷容量について

ライトコントロールは定格容量以下でご使用ください。異常発熱や火災の原因となります。
ライトコントロールは、必ず定格容量以下のランプでご使用ください。
定格容量は単体で金属製スイッチボックスに取り付ける場合の容量です。
1)-1スイッチボックスについて

・樹脂製スイッチボックス使用の場合には、高温にならないよう最大負荷容量を下表の通り軽減してください
・ライトマネージャーS、リビングライコン、ライトコントロール・信号線式(LED・インバータ蛍光灯用)、ライトコントロール(蛍光灯(DH)用)には樹脂製スイッチボックスは使用できません。

金属製スイッチボックス品番(一例)
3コ用・・・DS4913
4コ用・・・DS4914K
5コ用・・・DS4915K
■単独取付の場合
定格容量 最大負荷容量
金属製スイッチボックス 樹脂製スイッチボックス
200W用 20W〜200W 20W〜160W
400W用 40W〜400W 40W〜300W
500W用 40W〜500W 40W〜400W
800W用 60W〜800W 60W〜650W
1100W用 60W〜1100W 60W〜900W
1500W用 60W〜1500W 60W〜1200W
・金属製プレートはプレート表面温度が熱く感じられるため、ご使用の際は上表の70%以下のW数でご使用ください。
・ライトマネージャー、リビングライコン、ライトコントロール(白熱灯・電子トランス用)は金属プレートを取り付けできません。
1)-2連接取り付けについて

・同一スイッチボックスに連接取り付けされる場合には、最大負荷容量を下表の通り軽減してください。(相互の熱影響があるため)
・ライトマネージャー、リビングライコンは連接取り付けはできません。
■連接取付の場合
定格容量 最大負荷容量
金属製スイッチボックス 樹脂製スイッチボックス
200W用 20W〜160W 20W〜100W
400W用 40W〜300W 40W〜300W
500W用 40W〜400W 40W〜400W
800W用 60W〜650W 60W〜400W
1100W用 60W〜900W 60W〜550W
1500W用 60W〜1200W 60W〜750W
・ボックスレス取り付けやグラスウール壁の場合は施工説明書、仕様書をご覧ください。
・ライトコントロール・信号線式(LED・インバータ蛍光灯用)を2台連接する場合は、1台あたりの負荷容量を10Aまで(ただし安定器または電源ユニットの台数は32台まで)にしてください。
・らくワーク取付枠使用の場合、上記の樹脂製スイッチボックスに表記したワット数でお使いください。
<参考>
電気用品安全法では各部の温度限度を下表のように定めています。
測定個所 温度(℃)
点滅器などのツマミ及び押しボタン 金属製のもの、陶磁器製のもの
及びガラス製のもの
60
その他のもの 75


人が触れて使用するもの 金属製のもの、陶磁器製のもの
及びガラス製のもの
55
その他のもの 70
人が容易に触れる
おそれのあるもの
金属製のもの、陶磁器製のもの
及びガラス製のもの
85
その他のもの 100
電気用品安全法別表第八一附表第四より抜粋
1)-3断熱施工・高気密施工について

■断熱施工
断熱施工を行うときは、機器の温度上昇を抑えるため、最大負荷容量を下表の通り軽減してください。
ライトマネージャーS 総容量の70%以下で使用
リビングライコン(マルチ高機能調光タイプ、マルチ調光タイプ、マルチON/OFFちタイプ) 総容量400W以下で使用
2回路タイプ 2回路合計最大480W
3回路タイプ 3回路合計最大840W
ライトコントロール(白熱灯・電子トランス用)、ライトコントロール(蛍光灯(DH)用)は、断熱施工はできません。

ライトコントロール・信号線式(LED・インバータ蛍光灯用)、ライトコントロール・信号線式(LED(LD)用)は断熱施工が可能です。負荷の低減は必要ありませんが、金属製スイッチボックス等の使用などは指定された方法での施工をしてください。
■高気密施工
高気密施工が可能なライトコントロール
●リビングライコン(マルチ高機能調光タイプ、マルチ調光タイプ、マルチON/OFFタイプ)
●ライトコントロール(LED(LC)用)
●ライトコントロール・信号線式(LED(LD)用)

※ 高気密の施工を行うときは防気カバーを使用してください。
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2)音響機器などへの雑音について

位相制御方式のライトコントロールは電流波形に急な立ち上がりをもっているため、高周波成分が多く含まれます。この高周波成分は、ライトコントロール内のフィルター回路で減衰させていますが、音響などの性能、電波の強度、配線条件などにより雑音としてでてくる場合があります。完全に取り除くのは困難ですが、次の対策を実施することにより低減できます。

<参考>
電源の入り切りを高速で行うことにより、突入電流が発生します。
例えば、照明用の壁スイッチをONした時にスイッチ部分が一瞬光ったり、照明を点灯している状態でテレビを点けたときに一瞬照明器具が暗くなるような状況が発生することと同じです。
このときに、大きな電気が流れています。位相制御方式を使用した場合には、常にこの状態が発生していることになります。この発生を緩和するために、フィルタを設け他への影響を軽減する対策を行っています。

(1)電源を別電源にしてください。
ライトコントロールと音響機器などは別電源(別トランス)としてください。電源が単相三線方式の場合は、ライトコントロールと音響機器の相を分けてください。

(2)アンプ・プレイヤーのアースをとってください。
音響機器のアースをとる場合は、必ず専用アースとし、他の電気機器のアースと兼用しないでください。CDプレイヤーのアースをアンプのアース端子にとってください。

(3)チューナー(ラジオ)にアンテナを張ってください。
鉄筋の建物や送信所より遠いところなどの電波が弱いところでは、有効なアンテナを張ってください。また、ライトコントロールと音響機器やアンテナ・アース線とは1m以上離してください。

(4)ライトコントロールの配線と音響機器配線は別パイプ工事としてください。
パイプ工事ができないときは、配線間距離を1m以上とってください。
配線間距離が1m以上確保できない場合は、アンテナと機器との間の配線に同軸ケーブルを使用してください。テレビのフィーダー線とライトコントロールの配線は1m以上離してください。

(5)マイクスピーカー回路の工事は、パイプ工事あるいはシールド線工事とし、確実にアースを取ってください。
マイクロフォンから雑音が入る場合、低インピーダンスのマイクロフォンをお使いください。

(6)どうしても雑音が生じる場合のフィルターについて
テレビおよびオーディオ機器に電源側からノイズが生じる場合は、電源コンセントとの間にノイズフィルターを設けるか、またはテレビ、オーディオ機器などの電源側に絶縁トランスを設置してください。

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3)施工時検査方法について

(1)ブレーカの動作実験
ブレーカのトリップテストは、ライトコントロールの負荷側では絶対にしないでください。ライトコントロールの負荷側を短絡しますと、一瞬にして半導体が壊れます。ライトコントロールの負荷側で行う場合はライトコントロールを取り外し、配線を短絡した状態で行ってください。

(2)回路の絶縁抵抗試験
●対地間絶縁・線間絶縁
ライトコントロールを開放して配線を短絡し、ランプをはずした状態で測定してください。ライトコントロールを取り付けたままで行うと、メガーの電圧で半導体が壊れる恐れがあります。
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4)使用・保守時のご注意

(1)周囲温度
周囲温度は0〜35℃(リビングライコンは0〜30℃)の範囲でご使用ください。周囲温度が高くなると半導体が壊れる場合がありますので、ライトコントロールはストーブや電熱器を近くで使用することのない場所に取り付けてください。

(2)湿度
浴室など湿度の高いところに取り付けないでください。

(3)プレート表面温度
ライトコントロールの内部素子の発熱により表面プレートが50〜60℃(周囲温度30℃のとき)になることがありますが、異常ではありません。

(4)ランプ交換
ランプ交換は必ず電源を切って行ってください。負荷側で短絡した場合、瞬時に半導体が壊れ点灯しなくなったり調光不能になったりします。

(5)お手入れ
外観が汚れた場合は、柔らかい布で拭いてください。タワシ、硬い布、磨き粉、シンナーなどはプラスチックを傷つけますので使わないでください。
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5)その他ご注意とお願い

・改造しないでください。
・誤結線や負荷の両端を短絡しないでください。ライトコントロール内部の半導体が一瞬で壊れます。
・調光時にライトコントロールから「ジー」と音がすることがありますが、異常ではありません。(内部の雑音防止用コイルの音です)
・ライトコントロールを複数台使用しての多ヶ所調光はできません。
・ランプと並列にコンセントがつながることのないようにご注意ください。
・複数台のライトコントロールを単体で取り付ける場合は、上下10cm、左右3cm以上離してください。(リビングライコンは上下12cm以上)
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